2021年7月16日(金)放送のタダイマ!(RKB毎日放送)に、不動産問題に強い弁護士として、福岡パシフィック法律事務所の米田弁護士がテレビ出演しました。
2006年に建てられた、福岡市中央区にある、海に面した30階建て賃貸タワーマンション。
このマンションの住民のもとに、突然の通知が届きました。マンション解体のため、来年6月末までの退去をお願いするというものです。
解体する理由とされているのは、2015年に発覚した東洋ゴム(現TOYO TIRE)による免震ゴムのデータ改ざんです。
不正があった東洋ゴムの免震ゴムが使われ、交換や回収が必要だった建物は全国で154棟。今年4月の時点で、そのうち148棟が交換や改修を終えています。このタワーマンションは、交換や改修が必要な免震ゴムがそのまま使われている残り6棟のうちの1棟でした。
マンションの管理会社は、退去する住民への補償として、家賃6か月分と敷金の返還を提示しています。
管理会社がだした退去要請とそれに伴う補償、法的な観点からみて妥当なのでしょうか。
福岡パシフィック法律事務所の米田弁護士がコメントしました。
発覚当時、日本を揺るがした東洋ゴムの免震ゴムデータ偽装問題。
6年たった今でもその余波は続いています。